厚生労働省は2006年4月より、高齢者が住み慣れた家庭や地域で療養しながら生活が送れるようにということで、新たに在宅療養支援診療所という制度を設けました。この在宅療養支援診療所は、在宅患者さんの容態が急変した時など、緊急時に往診や訪問看護で24時間対応できる体制を整えることになっています。
うずまさ診療所におきましても、この在宅療養支援診療所の指定を受けております。
医学的管理が必要で通院が困難な場合等に、在宅療養を支援することを基本的な考え方とし、治療計画に基づいて定期的にご自宅に訪問し診察します。
訪問時間帯は午後2時から4時頃となります。通常は2週間に1回の割合で定期的に訪問しますが、ご病気の状態に応じた体制を随時とっております。
太秦病院と24時間の連携体制をとっていますので、休日・夜間なども安心して自宅で療養していただくことができます。病状が変化し入院加療が必要な場合は、原則として太秦病院に入院していただきます。介護力の問題などで在宅療養が困難な場合は、連携施設などを紹介させていただきます。在宅部スタッフ全員が一致協力してご本人、ご家族が求めておられる最善の治療やケアが行えるように努力しています。
うずまさ訪問看護ステーションでは、全身状態の管理や褥瘡の予防、バルーンカテーテル、胃ろう等の管理指導、その他家族への介護指導、入浴介助、服薬管理等が必要な場合に医師の指示に基づいて看護婦が定期的にご自宅に訪問し看護を行います。 訪問頻度は状態によって異なります。平日の午前・午後に訪問しています。迅速・安心・信頼をモットーにして、きょうも『こんにちは!おかげんはいかがですか?』とバイクで患者さん宅を訪問しています。
住みなれた町で、安心して暮らしたい!
誰もがいつでもどこでも安心して生活できる、そんな願いにお応えします。「介護保険のなかみを知りたい」「サービスを利用するにはどうしたらいいの?」「一人暮らしで生活に不安が・・・」 など何でもご相談下さい。
介護保険制度や医療保険制度の諸制度を活用しながらお年寄りの支援を行います。介護保険の申請代行の手続きや利用者、ご家族の方とケアーマネージャーが、相談しながら、居宅サービス計画を作ります。
サービス事業者との連絡調整など便宜をはからせていただきます。ケアーマネージャー(介護支援専門員)は5人の専任体制をとっていますので、いつでも迅速に対応させていただきます。
利用者ごとに担当制をとっていますし、管理栄養士、看護婦、理学療法士、ケースワーカーとも密な連携をとっています。 また、個人のプライバシー保護には十分な配慮をさせていただきます。ケアーマネージャーは『介護保険の充実をめざす京都ケアーマネージャーネットワーク』や『京都府介護支援専門員協議会』の会員となり、日々学習研鑽に努めています。介護保険には様々な問題点と矛盾はありますが、現行制度を最大限活用しながらお年寄りの支援をいたしますので、 ご気軽にご相談下さい。